都心からもアクセスしやすく、四季折々の絶景が広がる群馬県の名峰「榛名山(はるなさん)」。上毛三山の一つとして親しまれるこの山は、美しいカルデラ湖「榛名湖」や、強力なパワースポットとして知られる「榛名神社」など、見どころが満載です。
また、人気漫画『頭文字D』の舞台「秋名山」のモデルとしても有名で、車好きにとっては一度は走ってみたい憧れのワインディングロードでもあります。湖畔を抜ける爽快な風、歴史を感じる厳かな参道、そしてツルツルと喉越しの良い名物「水沢うどん」。
今回は、そんな榛名山の魅力をたっぷりと詰め込んだ、日帰りで楽しめるおすすめドライブコースをご紹介します。初心者からドライブ好きまで満足できる、とっておきのプランで、週末の素敵な思い出作りに出かけませんか?
群馬の名峰・榛名山で爽快ドライブ!絶景とパワースポットを巡る旅
群馬県高崎市に位置する榛名山(はるなさん)は、赤城山、妙義山と並び「上毛三山」の一つに数えられる名峰です。
美しい円錐形の「榛名富士」と、その麓に広がるカルデラ湖「榛名湖」が織りなす風景は、四季折々の美しさを見せてくれます。
特にドライブコースとしては、伊香保温泉からのアクセスも良く、ワインディングロードを楽しみながら絶景スポットや歴史ある神社を巡ることができるため、多くのドライバーや観光客に愛されています。

また、人気漫画『頭文字D(イニシャルD)』の舞台「秋名山」のモデルとしても知られ、聖地巡礼に訪れるファンが絶えません。
今回は、そんな榛名山の魅力を余すところなく味わうための、おすすめドライブコースと見どころをご紹介します。
榛名山満喫!おすすめドライブモデルコース
初めて榛名山を訪れる方にもおすすめの、王道ドライブコースをご紹介します。伊香保温泉街を抜け、山頂の湖を目指し、最後に由緒ある神社でパワーをいただくルートです。

伊香保温泉からスタートし、県道33号線へ
旅の起点は、石段街で有名な伊香保温泉。ここから県道33号線(渋川松井田線)に入り、山頂を目指して登っていきます。
この道はカーブが多く、運転の楽しさを存分に味わえる区間ですが、対向車や急カーブには十分注意して安全運転で進みましょう。
木々の間を走り抜ける爽快感は格別で、秋には鮮やかな紅葉のトンネルがドライバーを出迎えてくれます。

メロディーラインで「静かな湖畔」を聴く
榛名湖の手前には、群馬県内でも有名な「メロディーライン」があります。
路面に刻まれた溝とタイヤの摩擦音によって音楽が奏でられる仕組みになっており、ここ榛名山では童謡「静かな湖畔」が流れます。
法定速度(時速50km前後)で走行すると、ちょうど良いテンポでメロディが聞こえてきます。
「静かな湖畔の森の陰から~♪」という懐かしい音色が、湖への到着を楽しく演出してくれます。

榛名湖と榛名山ロープウェイで絶景散歩
標高1,084mに位置する榛名湖は、榛名山の噴火によってできたカルデラ湖です。
湖畔では、遊覧船「はくちょう丸」に乗って湖上散歩を楽しんだり、ペダルボートでのんびりと過ごしたりすることができます。また、レトロな観光馬車「トテ馬車」に揺られて湖畔を周遊するのも、風情があっておすすめです。
さらに、湖畔から榛名富士の山頂までは「榛名山ロープウェイ」が運行しています。
約3分間の空中散歩で山頂駅に到着すると、そこからは関東平野や上州の山々を一望できる大パノラマが広がります。天気が良い日には、遠く富士山やスカイツリーまで見えることもあり、その開放感は抜群です。

関東屈指のパワースポット・榛名神社へ
榛名湖から車で約10分ほど下った場所にあるのが、1400年以上の歴史を持つ「榛名神社」です。
ここは、あらゆる願いを叶えてくれる「万能神社」とも言われる関東屈指のパワースポット。参道は清流沿いに続き、樹齢数百年を超える杉の巨木や、苔むした岩肌が神秘的な雰囲気を醸し出しています。

本殿の背後には、御神体である巨大な岩「御姿岩(みすがたいわ)」がそびえ立ち、その迫力には圧倒されます。岩と建物が一体となった珍しい建築様式も必見です。
参拝後は、門前町で名物の「門前そば」や焼きまんじゅうを味わうのも良いでしょう。
『頭文字D』の聖地巡礼!ファン必見のスポット
榛名山は、走り屋たちの青春を描いた漫画『頭文字D』の舞台、「秋名山」のモデルとなった場所です。作中に登場した数々のスポットが実在しており、ファンにとってはまさに聖地です。

伝説のダウンヒルコース・県道33号線
主人公・藤原拓海が豆腐の配達で走った「秋名の下り」こそが、県道33号線の榛名湖から伊香保温泉へと続くダウンヒルコースです。
特に有名なのが、物語のクライマックスやバトルの勝負どころとして描かれた「5連ヘアピン」です。実際には4つのヘアピンカーブが連続する区間ですが、急勾配と急カーブが続く難所であり、作中の緊張感を肌で感じることができます。
ただし、一般道ですので、安全速度を守って走行しましょう。

スタート地点と給水塔
ダウンヒルのスタート地点となる場所には、かつて料金所があった名残のスペースがあります。
近くには作中で描かれた給水塔も現存しており(木々に隠れている場合もあります)、ファンなら一度は愛車と共に写真を撮りたくなるスポットです。

また、渋川市が設置した『頭文字D』デザインのマンホール蓋が周辺にあることもあり、これらを探して巡るのも楽しみの一つです。
ランチは日本三大うどん「水沢うどん」に舌鼓
榛名山ドライブのランチには、伊香保温泉街から車で少し下った「水沢うどん街道」へ立ち寄るのがおすすめです。

コシと透明感が魅力の水沢うどん
讃岐うどん、稲庭うどんと並び「日本三大うどん」の一つに数えられる水沢うどん。約400年前に水澤観音の参拝客に振る舞われたのが始まりとされています。
特徴は、少し太めで透き通るような白い麺と、強いコシ、そしてツルツルとした喉越しです。ゴマだれや醤油だれでいただくのが一般的で、舞茸の天ぷらと一緒に味わうのが定番のスタイル。
街道沿いには、創業数百年を誇る老舗の「田丸屋」や「清水屋」、また大きな店舗で入りやすい「大澤屋」など、多くの名店が軒を連ねています。それぞれのお店で麺のコシやタレの味にこだわりがあるので、食べ比べをしてみるのも面白いかもしれません。
榛名山へのアクセスとベストシーズン
アクセス情報
車でのアクセス:
関越自動車道「渋川伊香保IC」から伊香保温泉街を経由して、榛名湖まで約40分〜50分です。
山道が続くため、冬場(12月〜3月頃)は積雪や路面凍結のおそれがあります。スタッドレスタイヤの装着やチェーンの携行が必須となります。
駐車場:
榛名湖周辺や榛名神社には、無料の市営駐車場が整備されています。榛名神社の駐車場は参拝客で混み合うことがあるため、少し離れた場所に停めて歩く余裕を持つと良いでしょう。
おすすめのシーズン
榛名山は一年を通して楽しめますが、特におすすめなのは**秋(10月中旬〜11月上旬)**です。
カエデやモミジ、ヤマウルシなどが色づき、山全体が錦秋に染まります。榛名湖の水面に紅葉した榛名富士が映り込む「逆さ榛名富士」は絶景です。
また、夏は標高が高いため避暑地としても人気があり、湖畔を渡る涼しい風を感じながらのドライブは最高です。
まとめ
榛名山ドライブは、美しい自然景観、歴史あるパワースポット、そして漫画の聖地としての顔と、多様な魅力を持っています。
伊香保温泉で身体を癒やし、水沢うどんでお腹を満たし、湖畔の風に吹かれる休日は、心身ともにリフレッシュできること間違いありません。

運転好きの方も、家族連れの方も、次の休日はぜひ榛名山へ愛車を走らせてみてはいかがでしょうか。安全運転で、素敵なドライブ旅をお楽しみください。
